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コストをかけるところとかけないところ

 

□ コストをかけるところとかけないところ

 

 

こんにちは、ツクルホーム山下建築工房の山下です。

 

 

さっそくではありますが、

 

 

資金計画の結果、

 

 

家にかけられる予算が2000万円以下(税抜)となった場合、

 

 

「平屋」を建てることをオススメします。

 

 

2000万円以下の予算では、

 

 

平屋を建てるにせよ、

 

 

2階建てを建てるにせよ、

 

 

それほど大きな家には出来ないし、

 

 

であれば、平屋の方が住みやすく、

 

 

維持費もかかりにくいからです。

 

 

また、土地に占める家の割合が

 

 

2階建てよりも多いため、

 

 

外構工事の費用も抑えられるからです。

 

 

さらに、平屋を建てるからといって

 

 

そのために広い土地を買う必要もないため、

 

 

土地の予算が高くなることもありません。

 

 

そして、広さとしては2階建て同様に、

 

 

50坪〜60坪もあれば充分なのですが、

 

 

とはいえ、この広さの土地で

 

 

平屋を建てるためには、

 

 

光やプライバシーを確保するための

 

 

工夫をしなければいけません。

 

 

 

近隣に家が建ち並ぶ密集地の場合、

 

 

隣との距離が近いため、

 

 

近隣の建物に光を遮断されやすく、

 

 

家の中が暗くなってしまいやすいし、

 

 

プライバシーが筒抜けになってしまうからです。

 

 

✔︎平屋のコストをかけるべきところ

 

 

家を明るく保つためには、

 

 

家の中に安定的に

 

 

光を届けてやらないといけません。

 

 

そして、そのためには、

 

 

カーテンをなくさないといけません。

 

 

 

また、直射日光を入れたい場所は、

 

 

カーテンをなくすことに加え、

 

 

近隣の建物から充分な距離をとらなくてはいけません。

 

 

この2点が、どんな場所でも、

 

 

平屋を建てる場合に必要なことなのですが、

 

 

この2点が実現出来れば、

 

 

同時にプライバシーの確保も出来るものの、

 

 

その分、どうしてもコストはかかってしまいます。

 

 

 

とはいえ、このコストは、

 

 

住みやすさの確保のためには、

 

 

絶対に必要なコストであり、

 

 

省くことはありえないので、

 

 

これを理由に、

 

 

家の予算が上がってしまわないように、

 

 

別のところでコストの調整をしていきます。

 

 

✔︎平屋であることのメリットを活かす

 

 

では、どのようにして

 

 

コストを省いていけばいいのでしょうか?

 

 

 

その答えは、2階建てではなく、

 

 

平屋であることの中に隠されています。

 

 

全てがワンフロアであるということの中に、です。

 

 

例えば、一般的な2階建ての場合、

 

 

1階にリビングダイニングキッチンしかないと不便なため、

 

 

客間や子供のプレイルームを兼ねた

 

 

部屋をつくることが多いのですが、

 

 

平屋になると、これがいらなくなります。

 

 

子供部屋が1階にあれば、

 

 

子供部屋を客間と兼ねて使いやすいからです。

 

 

家に泊まるのは親御さんだけというのが多いし、

 

 

それも子供が小さいうちだけで、

 

 

子供たちが小さいうちは、

 

 

あなたと一緒に寝ていて、

 

 

その部屋が空いているからです。

 

 

仮に、これだけで150万円〜200万円ほど

 

 

コストを圧縮出来るとしたらいかがでしょうか?

 

 

このような要素を幾つかピックアップし、

 

 

その中で、いる・いらない、を判断することで、

 

 

コストの調整を行っていけば、

 

 

決して平屋が高くなることはありません。

 

 

というわけなので、

 

 

2000万円以下で家を建てなければいけないという方は、

 

 

ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。