こんにちは
ツクルホーム山下建築工房の山下です。
さっそくですが、今回は以前行った
現場について、振り返り紹介したいと
思います。
紹介するのは世界遺産石見銀山、大森にある
宿泊施設『ゆずりは』の別館『福石』です。
こだわりのある、とっても素敵な宿泊施設に
なっていますので、ぜひご覧ください
地縄張り
墨付けと刻み作業
こちらの現場は昔ながらの工法で
職人による墨付けと刻みを行いました。
大工にとって技術を問われるとても
重要でやりがいのある作業です
上棟建方
昔ながらの工法で梁丸太などの
ふぞろいの木を組み上げていくのでかなりの
高度な技術が必要です。
そして何事もなく棟が上がり
棟梁も安心していました。
屋根 地元の瓦、石州来待瓦を使用
屋根専門の職人さんが1枚1枚丁寧に瓦を葺いていきます。
庇の縁桁も桧の化粧磨き丸太を使用し、
それを支える腕木も職人さんが彫刻し仕上げていきます。
内部と外観
内部もいよいよ大詰めです。
職人さんもがんばって作業しています。
外壁は土にわらやすさを混ぜた土壁仕上げ
木部は柿渋にベンガラと左官墨を混ぜた
柿渋仕上げになっています。
小屋組みと部屋
地元の材料をふんだんに使った立派な小屋組み
建具は桧 壁は珪藻土仕上げになっています
すごくすてきな空間になりました
風呂
こちらも地元 温泉津の福光石を使った石風呂
天井や壁も もちろん県産材の桧を使用
癒される空間です