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固定資産税 建物編

この週も大雨に地震…と

毎日のように何かしらのの

災害ニュースを目にし、

実際、雨の降り方を見ても

私が小さい頃とは本当に環境が違って

来ているなと感じています。

建築のお仕事をさせて頂いていますが、

自然災害に向けての対策や備えなど

そういった観点からも、

これから家づくりを

始められる方へ色々情報や知識を

届けられるようにしたいなと

思っている今日この頃です。

こんにちは、

ツクルホーム山下建築工房の山下です。

とはいえ、今回お話するのは

災害対策とは違いますが、

家づくりの話の中で、

最近固定資産税について、

どれくらいかかるの?と

聞かれることがいく例か

ありましたので、

固定資産税について

お話したいと思います。

✓固定資産税

家を建てると、土地と建物など

資産を持つ事になり、

持っている資産に対して

支払うのが固定資産税になります。

(地域によっては都市計画税も

かかります)

そして、この固定資産税は

建物に関しては経年とともに、

減っていく税金でもあります。

ただこの固定資産税、

購入した金額などに税率が

かかるのではなく、土地・建物の

それぞれの評価額に対して

税率をかけたものになり、

評価額は建物の広さや構造・設備等、

色々な条件を見て、市町村の

算定によって決められます。

なので、実際の算定額を事前に知る

事は困難です。

そこで、概算として一般的に

土地の場合は

購入額の70%くらい

建物の場合は

建築額の50%~60%くらいを

目安として概算算出することが

多いので、今回は

土地に関しては以前ブログで

記載したので、「建物」の

固定資産税を例にあげて、

見ていきたいと思います。

私の住む、大田市の場合。

固定資産税=

固定資産評価額×1.6%

都市計画税=

固定資産評価額×0.2%

となっており、

これを建築額が2700万で

都市計画税がかからない

地域に建築したとしたら?

2700万×60%=1620万

1620万×1.6%=259200円

概算として、このくらいの

固定資産税がかかるかもしれいと

予測がつきます。

都市計画税がかかる地域に住む

かたは、先ほどの評価額に

都市計画税をかけたものを

そして土地の固定資産税を足すと

全体の固定資産税がみえてくると

いう訳ですね。

期間が限られていますが

現時点では軽減措置などもあり

最初の3年間はもっと負担が少なく

なっています。

固定資産税の場合、

経年と共に税金額が減ってくるもの

ではありますが、

家づくりは作るときだけでなく、

こういった費用などが、

継続的にかかるので

そういったところも

踏まえて、家づくり計画を

して頂ければと思います。