■合理的で正しい家づくりの流れ
自己所有の住まいを持てば
日常がより豊かになるでしょうし、
子供たちを育てるのに申し分のない
環境を手に入れることが出来ます。
なので、マイホームを持つことは
とっても素晴らしいことなのですが、
どっこい豊かな暮らしに欠かせない
経済面をないがしろにしたような
持ち方は絶対にすべきじゃないと
思っています。
こんにちは、
ツクルホーム山下建築工房の山下です。
そんなわけで今回は、
経済面をないがしろにせずに
マイホームを持つために、
家を建てようと思ったら、
何をどのようにどういった順番で
進めていけばいいのかについて
時系列で簡単にお伝え
させていただきたいと思います。
【家づくりの前に】
お金の預け先などお金について見直す
まずやるべきことは、
家の予算を考える前にお金の
預け先などもこの機会に見直す
事をおすすめします。
つまり、住宅ローン金利の中には
掛け捨ての生命保険の掛け金も含まれているので、
(団体信用生命保険に加入するので)
これを機に現在の生命保険を見直すこと、
貯蓄の手段をこれを機会に興味ある方は
iDeCoやつみたてNISA、
長期積立投資にすることなどを含め
再度、見直し検討してみる。
積立投資については、単純に勧めて
いるのではなく、住宅ローンを払いながらも
効率的に、将来の貯蓄を増やすという点で
メリットがあるものもあるからです。
ただし、こちらはもちろんリスクも
0ではないものもあるので、じっくり
何が自信に合うのか検討下さい。
これが最初にしていただくことですね。
長期積立投資をされた方は
社会保険料のごとく
強制的に天引きされるようなものだと
自分に言い聞かせて、
やめることなく今後ずっと
掛け続けていくことが大事だそうですよ
①家の予算を計画する
この見直しの目処が立った上で、
初めて家の予算について具体的に考えていきます。
そして、その順番としては、
まずは毎月の返済額を基準に銀行から
借り入れする額を決めること。
続いて、これに自己資金
(貯金・贈与)を合わせて
家づくりの総予算を出すこと。
そこから家・土地・庭以外にかかる
全ての経費を差し引くこと。
その上で、土地・家・庭にいくらずつ
予算を振り分けることが出来るかを
算出すること。
といった流れですね。
こうすることによって、
自らの土地予算がいくらなのか?
その予算だと、どんな土地を買うべきなのか?
あるいは土地を買わずに
実家の余った土地を使うべきなのか?
自らの家の予算がいくらなのか?
その予算だと、どれくらいの
広さの家にすべきなのか?
その予算で家を建てるためには、
何を優先し何に妥協すべきなのか?
といったことが具体的に見えてくるようになります。
ただ見えてくると言っても、
ご自身だけで考えるには大変だと思うので、
弊社でも行っていますが、きちっと
資金計画を立ててもらうのが一番なので
工務店など建築会社へこの時点で相談
するのがいい方法です!
➁土地探し&プラン
そして、土地にかけるべき予算と
自分がどんな生活をしたいか?
(どんな家が建てたいか?)
その家を建てるためには土地の広さは
どれくらいにすべきか?
など分かったら土地を探していきます。
そして、土地が見つかった場合
すぐに契約をするのではなく、
自身の希望がかなう土地なのか、
建築会社に一緒に確認して
もらうことをお勧めします。
その土地に理想的な家が建つか
どうか分からないまま
土地を買うのはリスクが高いからです。
そして、平行してその土地に合わせた
プランもしていき
土地に納得のいく家が建つことが分かってから、
かつ、その家が予算内で収まり
資金的にも問題ないことを
確認してから土地の契約に
進むようにしてください。
④土地&家の契約をする
以上のプロセスを経た上で土地や家の
契約をするのが理想的な流れです。
つまり、家づくりでは、
全てではないですが、土地と家の契約は
ほぼ同時のタイミングで
できるのがベストな流れだということを
理解しておいてください。
これで暮らし面でも経済面でも、
安心しながらこれからずっと
暮らし続けられると思います。
家を持ちながらも、子供たちの
大学進学に備えた準備も出来れば、
自分たちの老後に備えた準備も
出来るわけですからね。
以上が簡単にまとめた、家づくりの流れになります。
弊社で家を建てるか否かにかかわらず、
暮らしの豊かさと経済的な豊かさを
同時に手に入れるために、
ぜひこの流れを参考に
してもらえたらと思います。