・外観をシンプルに仕上げる5つの理由
弊社が提案している家には
正面に窓がないものがあります。
家の美しさを際立たせているというのも
あるのですが、ただ単に美しさだけを
追求してそうしているわけではなく、
そこには、それなりにちゃんとした
意味合いがあるんですね。
こんにちは、
ツクルホーム山下建築工房の山下です。
では、今回は5つあるその理由について
お伝えしていきたいと思います。
結論としては、
この5つ全てがうまく絡み合うことに
よって、住まいにとって大切な
居住性と経済性を高めている
というお話です。
✔︎理由1:汚れにくいから
まず1つ目の理由がこれです。
外壁が汚れる最大の原因は、
窓や換気扇といった外壁から
突起した部材です。
窓からダラーっと流れる垂れジミと
換気扇から出てくる黒ずんだ汚れですね。
なので、家の正面にそれらをつくらない
ことによって
そもそも汚れの原因を排除している
というわけですね。
とりわけ北が正面になる場合は、
直射日光が当たらない分、
余計に汚れやすくなる場合もあります。
そして、あまりにも汚れが目立つことに
なれば、外壁の塗り替え頻度が高くなり、
維持管理コストが高くついてしまうことも。
そういったことから、
建てた後の維持管理費を少しでも
抑えるために、汚れの原因を元から
排除しているというわけです。
✔︎理由2:間取りが分かりにくいから
そして、2つ目の理由がこれです。
しいて言うなら、泥棒さんに狙われにくく
しているという感じですね。
日本は外国に比べて治安が良いので、
そこまで心配する必要ないかも
しれませんが(笑)
とはいえ、外観から見て間取りが分かり
やすい家より、どこからどう見ても
間取りの想像がつきにくい家は、
安心感が高くなりますよね。
✔︎理由3:プライバシーが担保しやすいから
3つ目の理由がこれです。
家の正面は何も建たないため
光も採りやすいですが、
その分、視線も入ってきやすいという
隠れデメリットがありますからね。
そして、窓がある場合どうしても
日中もカーテンを閉めがちになり、
窓があるのに、家の中に
光が入りにくくなってしまいます。
窓がないと、家の中を見られる事もなく、
視線も気にならないので、プライバシーを
しっかり確保できますよね。
もちろん、光の取り込み方を工夫する
ことによって、正面からの採光に
たよらなくていいようにしています。
理由4:意匠性を高めるため
ちょっとカッコよく書いてみましたが、
要はデザイン性を高めるってことです。
携帯電話や家具や車同様に、
カッコ悪いデザインのものより
カッコ良いデザインの方が良いからです。
あくまでこれに関しては、
理屈ではなく感情的な要素となり、
個々によって感じ方が違いますので
説明はこれくらいにしたいと思いますが
しかし、デザイン性を高めることは、
実は裏に隠された大きなメリットが
あるんですよね。
✔︎理由5:外構費用が安くなるから
それが、この最後の理由です。
家のデザインが美しくなると、
庭に装飾をする必要がなくなります。
家そのものが美しい場合、
庭もそれに合わせてスッキリシンプルに
仕上げた方が、家をより引き立てて
くれるからです。
そしてその結果、
庭の予算を押し上げる余分な工事の
一切をなくすことが出来ます。
また、防犯性とプライバシー性を
高めるための植栽や目隠しや塀などの
工事も一切必要なくなります。
そんなこんなで、庭にかける費用も、
ダントツで安くなるというわけです。
いかがでしたか?
色々な家がある中で、提案の一つでは
ありますが、なるほど!と思って頂ける
要素があったのではないでしょうか?
とはいえ、間取りが分かりにくい分、
家の中身がどんなもんなのか
いまいち掴めないと思うので、
ご興味のある方は弊社へ、ぜひいらして
頂ければと思います。
それでは、、、